英語学習は長い時間をかけて取り組むものなので、教材選びは失敗したくないですよね。
英語の発音を良くしたいと思うけど、どの教材を選べば良いのか分からないという方も多いのではないのでしょうか。
そこで、発音練習として人気の英語耳を使用してみた感想と効果について書いていこうと思います。
はじめに
効果は比較的あると感じました。本書を一ヶ月ほど継続した結果、周囲からは「発音うまいね」などと言われる事が増えました。
一つ感じた事は、まず、英語と日本語の発音の違いを知る事が大切です。英語には、どのような母音及び子音があるのかを知る事ことから始める必要があります。知った上で海外ドラマ等を観ると、感じ方が全く変わってきます。
その知識を持った上で音読を行うのと、何も分からないまま適当に音読するのとでは、継続したときに結果が大きく変わってきます。そのため、本書に取り組むのは非常に効果的だと感じました。
本書は、読むだけではなくCDを聞きながら一緒に発音していく事が重要です。何度も何度も繰り返し練習して、発音を身につけましょう。
英語耳の構成
英語耳の構成は大雑把に言うと以下の様になっています。
- 日本人がなぜ英語を聞き取れないのか
- 子音の発音
- 母音の発音
- Rの発音
- 音声変化
- 具体的な練習
まず、2、3の子音と母音の発音で掲載されている発音の種類は、子音23種類+母音22種類+ Rの発音で計46種類です。各発音記号ごとに単語が5〜10個程度準備されておりその単語を音読する事で感覚を身につけていきます。
発音のポイントや、下の位置なども図で示されており分かりやすいです。
4のRの発音では、英語感が強く日本人が苦手とするRに絞って記載されています。RとLの発音の違いを感じ、習得する事ができます。
最後に
英語耳のCDに収録されている音源は発音記号の確認と練習トラックは全部足しても30分程度ですので
そのため、いい点でもあり悪い点でもあるのですが、各発音記号ごとに収録されている単語数は少ないです。個人の考え方にもよりますが、私としてはテキストを一週するのに何時間もかかるようなものはやる気が無くなってしまうので、大きなメリットです。
この英語耳の他に有名な英語発音練習テキストとしては、「英語の発音が正しくなる本」があります。そちらの方が各発音記号ごとの単語収録数も多く、ボリュームがあります。途中で投げださない自信のある方は、そちらを検討しても良いと思います。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございます。